CAMINANDO / Us, Mexico, and Making
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CAMINANDO / Us, Mexico, and Making

We have an ongoing relationship since 2008.

Us, Mexico, and Making

We have an ongoing
relationship
since 2008.

私たちの革靴が生まれているメキシコは、ウエスタンブーツやワークブーツなど、世界的な靴の産地を語る上で欠かせない国です。メキシコの靴工場を訪れたのも、アメリカ人のアパレル関係の知人に「メキシコの靴づくりをぜひ一度見てほしい」と誘われたのがきっかけでした。現地の工場で目の当たりにしたのは、靴づくりの歴史を裏付ける確かな技術を持った職人たちが靴を一つ一つ丁寧に仕上げ、真摯に向き合う姿。その技術力とクラフトマンシップに惚れ込み、彼らと一緒にものづくりをしたいと思いました。

And,
Our partners

私たちの工場があるのは、メキシコのレオン市[León]。靴と革製品で有名で、ショップもそこかしこにある街です。工場にも、たくさんの腕のいい職人さんたちがメキシコ中から集まっています。メキシコには定年退職制度がないので、70代以上のベテランの職人さん達も現役で活躍中です。
メキシコの工場で生まれた革靴は世界中で愛好されていますが、特に日本は、職人さんたちの間でも“世界でも良いものづくりをしている国”という意識があります。それだけに、彼らは日本で自分たちの商品が売られているということを“誇り”だと話してくれました。
また、世界的にみても厳しい日本の品質管理にも対応するために、現地で素材や各生産ラインで細かくチェックを行う専門のインスペクター(検査をする人)達も私たちの大事なパートナーです。

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Our partners

CAMINANDOのアイテムは、レディース・メンズのプレーントゥシューズ、ローファー、ブーツ、サンダルなど多岐にわたります。その品質とデザインを実現するには、皮革の品質とバリエーションが非常に大事になってきます。その点、メキシコは皮革を入手する上で最高の環境です。
メキシコは、世界屈指の牛肉消費国。年間1700万頭以上、うち肉用牛は800万頭(2022年時点)が飼育されています。メキシコの革産業が発展したのは、この食文化も深く関係しています。CAMINANDOの革靴でも、天然皮革を得るための殺生はせず、食肉加工過程の副産物である皮革を使用しています。
私たちは、なかでもクオリティが高いものだけを使うことにこだわっています。

スペイン語で“歩く”を意味する「CAMINANDO」というブランド名に込めたのは、「人とのつながりを大切にし、自分自身の旅を歩み続ける人たちを応援したい」という想い。メキシコの職人さんたちをはじめとする、共にものづくりをする人たちとのつながりを大事にしながら作り上げた靴たちで、多くの人たちの日常、人生に寄り添いたいと思っています。

“自分自身の旅を歩み続ける”人々に寄り添うために私たちが目指すのは、時代や季節ごとのファッションに合わせて楽しめる高品質な革靴です。

メキシコは革靴の関税がかからないため、CAMINANDOの靴は高品質ながら手に取りやすい価格帯。さらに、履き心地を追求し、ドレスアップするようなフォーマルなシーンはもちろん、カジュアルに日常使いすることもできます。

時代や季節を問わない不朽の名作もすばらしいものですが、革靴も気軽にファッションにあわせて変えていくカルチャーを提案していきたいと思っています。だからこそ、シーズンごとにデザインも機能性も品質もアップデートし、成長していくことが大事だと思っています。

一方で、CAMINANDOのものづくりを支えているメキシコの職人さんたちが高齢化していることが課題です。若い人たちが靴づくりに誇りを持ち、彼らを育てていくために、靴づくりを通じて雇用を増やしていくことも使命だと思っています。CAMINANDOで「新しい革靴の価値」を作っていくことが、若い職人さんたちの未来を作っていくことにもつながると信じています。

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